「終活」という言葉が
今年の新語・流行語大賞になった、
というニュースが11月20日に流れましたが、
そんな中、遺影写真をお元気なうちに
撮っておこう、というブームが
起こっています。
綺麗な服を着て、綺麗なお顔で
写真を残しておこう、と考えるのは、
男性に比べて圧倒的に女性が多い
ようですね^^
これって個人的には良いことだと
思っています。
遺影写真といえば、
昔のイメージでいうと、
仏間の欄間に並ぶ、黒縁の
遺影写真たちですよね。
写真というものが生まれて以降の
代々の写真が、
みんな喪服を着て、黒ネクタイで。
それが普通だったと思います。
ところが、核家族化どころか、
親子別居、おひとり様の増えた
この頃では、
仏間や仏壇なんて無い家が多いですし、
構造的に欄間なんていうものがない家が
多くなっていますので、
遺影写真は、生活空間に近づき、
リビングルームの家具の上など、
身近にかつ小さく存在するように
なってきています。
お葬式の時に使う大きな写真は、
お葬式が終わると押し入れに
しまわれてしまったり、
この頃では、
「すみませんが、葬儀屋さんで
引き取っていただけますか?」
なんてことを頼まれることも増えてきました。
そんな昨今、
リビングにやってきた遺影写真は、
![](http://www.will-saitama.jp/wp-content/uploads/2013/08/blog_import_5297137cf2b48.jpg)
もう黒枠に喪服では、
生活に溶け込みにくくなっているようです。
それは悪いことじゃないと思います。
リビングには普段着で笑顔の写真が置かれ、
※↑お元気なモデルさんの写真です
念のため。
家族はその写真に毎朝
「おはよう」
と、声をかけ、
嬉しいことを報告し、
ときには悩みを聞いてもらい。
家族の中で生き続けるのです。
だから、そんな遺影写真が、
免許証の証明写真のように、
怖い顔をしていたら、ちょっと
話しかけづらいですよね。
生活の中での遺影写真のポジションは、
確実に変わってきているのです。
ウィルでも、近いうちに
プロのグラビアカメラマンを招いて、
撮影会をやろうと企画中です。
おしゃれをするだけじゃなく、
モデルさんからいい表情を引き出す
プロのカメラマンを呼んじゃおうと
思っています。
いろんな仲間がいるものですから^^
関心のある方は、ぜひご連絡を。